FIT制度とFIP制度
FIT制度とは電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを 国が約束する制度です。電力会社が買い取る費用の一部を電気をご利用の皆様から賦課金という形で集め、今はまだコストの高い再生可能 エネルギーの導入を支えていきます。この制度により、発電設備の高い建設コストなども回収の見通しが立ちやすくなり、より普及が進みます。
FIP制度とは「フィードインプレミアム(Feed-in Premium)」の略称で、再エネの導入が進む欧州などでは、すでに取り入れられている制度です。この制度では、FIT制度のように固定価格で買い取るのではなく、再エネ発電事業者が卸市場などで売電したとき、その売電価格に対して一定のプレミアム(補助額)を上乗せすることで再エネ導入を促進します。
※出典 資源エネルギー庁